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人類の破局まで、あと何分?

今年の1月23日16:31分に発表されその後2月26日15:15分に更新された終末時計がアメリカの科学誌、原子力科学者会報が1月22日に発表した。

ノーベル賞受賞者などを含む同誌の委員会が定期的に状況を分析し、時間を設定してきました。

2015年2月26日の時点で人類が滅亡するまでの時間を象徴的に表すといわれる「終末時計」が、残り3分になってしまいました。

米ソの核戦争が懸念されたときにはよく聞いた終末時計の話ですが、3年ぶりに時計の針が動いた僧です。

針が進められた原因には核軍縮の取り組みが停滞していることと、地球温暖化を防ぐ取り組みが不十分であることなどを挙げられています。

■終末時計とは1947年に創設された当初は「残り7分」に設定されました。

東西冷戦による核戦争の危機が評価の基準でした。

今まで最も0時に近づいたのはアメリカとソ連が熱核爆弾の実験を行なった1952年の「残り2分」。

その後、最も0時から遠のいたのはアメリカとソ連が戦略兵器削減条約に署名した1991年でした。

近年の気候変動や環境破壊などの要因も評価の基準に加えられるようになり、

福島第一原発の事故後にも検討が行われ、2012年には終末まで5分に進められていました。

あれから3年で2分進んであと3分ということは

わたしたち人類に及んでいる危機は極めて深刻な状況にあることが判ります。

気候変動による気象災害の多発、温暖化による海面上昇など危機が増大しています。

核兵器の問題は、市民レベルでは反対の意思表示をすることやいい政治家を選ぶことしかできませんが、

気候変動や温暖化の問題は、熱帯雨林を再生する「植林」に参加することで抑止効果は期待できます。

すべては、

次世代に付を残さないという「心」の問題です。


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